カナダ政府は、カナダ人の安全と保安、また、健全なカナダの移民システムに対し、責任を持って取り組んでいます。
2018年7月31日から、ヨーロッパ、アフリカ、中東の、更に2018年12月31日からは、日本を含むアジア、アジアパシフィック、アメリカの国の国民に対し、ビジタービザ、就労ビザ、就学ビザ、永住権申請の際のバイオメトリックス(指紋と写真)の提出を義務付けました。
実際には、バイオメトリックスはカナダ人の安全を守るため、20年以上前から導入され、カナダの移民審査の一部として利用されており、すでに、国内外の難民申請者や、カナダの退去命令を受けた者、その他、30か国からのビジタービザ、就労ビザ、就学ビザ申請者に対し、バイオメトリックスの提出を要求しています。
バイオメトリックスでのスクリーニングは、カナダ人の安全と移民システムの正当な使用に有効なことが証明されています。指紋承認システムにより、国境の審査官は旅行者の身分を照合し、国境での流出を監視することが出来るようになります。
海外からの旅行者にとっても、便利で安全な手続きで自分の身分を証明することが出来ます。
カナダ政府は、旅行者にとって簡単にバイオメトリックスが提出出来るよう、一度取ったバイオメトリックスの有効期限を10年にする、などいくつかの段階を踏んでいます。
また、カナダ政府は、2年以内にVisa Application Centre(VAC)の増設を予定しています。カナダは世界でもトップクラスのVACネットワークをもっており、97%以上の申請者は、自国のVACへアクセスが出来るようになっています。
2019年11月までには、105ヶ国に157以上のVACが設置されるようになり、更に、アメリカ合衆国在住の申請者は、アメリカ国内にある135のUS Application Support Cantres for Biometricsの利用が可能になる予定です。
また、この夏、秋に予定されているVACの新設に先立ち、ヨーロッパのいくつかのカナダ大使館では、オンラインや郵送でビザを申請し、バイオメトリックスのリクエストを受け取った申請者に向け、バイオメトリックスのCollection Service Pointを実施しています。
世界では、すでに70ヶ国以上の国で移民や国境管理のためバイオメトリックスシステムを導入しています。イギリス、オーストラリア、アメリカ、ニュージーランドを始め、ヨーロッパの26か国、日本、南アフリカ、インドなどでもバイオメトリックスが導入されています。
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