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アルバータ州ノミネーションプログラム(AAIP)は、通常、申請中に就労ビザの期限が来る申請者に対して就労ビザのサポートを提供していません。しかし、2024年8月26日の発表によると、Alberta Opportunity StreamとRural Renewal Stream のノミネートされた申請者に対して、一時的な措置として、カナダ移民局(IRCC)へのオープンワークパーミット申請するためのサポートレターを発給する暫定措置を発表しました。
この変更は、これらの申請者がビザの期限が切れる前に、継続してカナダ内で就労しながら永住権の審査を待つことができるようにするためのものです。
ビザ延長サポートの対象者
- 2024年8月26日の時点でAlberta Opportunity StreamまたはRural Renewal Stream nominee applicantsの申請の最終決定を待っており、申請時に2024年5月7日~12月31日の間に有効期限のある労働ビザを保持していた方。
- 2024年5月7日から2024年8月26日の間に、就労ビザの有効期限が2024年であるという理由のみで申請を却下された方。
就労ビザ申請手順
アルバータ州ノミネーションプログラム(AAIP)のこの暫定処置は、AAIPの審査オフィスがノミニー候補者の初期審査を行い、申請者自身が申請するわけではありません。申請者は、申請するストリームの最低要件を満たし、アルバータ州内での雇用が確保されていることを証明する必要があります。
すでに就労ビザの有効期限が切れている申請者は、新たなビザ申請中であること、またはビザの修復を申請する資格がある期間内であることを証明する必要があります。
AAIPからのサポートレターは、申請者の就労ビザの有効期限に基づいて発行され、対象者に直接Eメールで送信されます。このレターを受け取った申請者は、カナダ移民局(IRCC)にオープンワークパーミットの申請を行います。このオープンワークパーミットは最長で2年間有効です。
この手順により、申請者はカナダ内での就労機会を継続しながら、永住権の審査を待つことができます。
今回の暫定措置の目的
この暫定措置は、対象となる申請者が働きながら審査結果を待てるようにするため、最長2年間の就労ビザ延長ができるものです。今回の措置の対象者は、アルバータ州ノミネーションプログラム(AAIP)の審査は早くても2025年まで行われないため、この期間中に申請者は安定した就労環境を維持できます。
この新しい方針により、AAIP審査オフィスは、2024年1月1日から2024年5月6日の間に就労ビザが失効した申請者、および2025年初めに就労ビザが失効する予定の申請者の審査に特に集中することができます。この措置によって、審査オフィスは2024年の残りの期間で、残りの割り当て人数枠の中でこの作業を優先的に行うことになります。
移民コンサルタントのポイント
今回の暫定措置の対象になった方は、働きながら審査を待てることになり、胸をなでおろしていることだと思います。しかし、実際には「あなたにはビザを先に与えておくから、審査は後回しね。」と言われたようなものです。嬉しいやら悲しいやら・・・といったところでしょう。
政府は、もっと申請者の立場を考慮した、より良い措置を施行すべきであると考えます。
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