家族の呼び寄せを公約に掲げるカナダ政府は、6月13日、さらに多くのカナダ人・カナダ移民の配偶者・コモンローパートナー・扶養の子供たちに永住権を与えると発表しました。これにより、移民局にて現在審査中の申請書類が劇的に減少し、今後の審査期間も大幅に減ると期待されます。
毎年カナダ政府は、移民レベル計画に従って永住権各カテゴリーの永住権発給数を決定します。2016年は家族の呼び寄せが優先事項となっており、それが反映された移民レベル計画となっています。
今年、政府は配偶者・コモンローパートナー・扶養の子供に発給する永住権の枠を拡大し、昨年より14,000人増えて合計62,000人になりました。また、2016年の政府予算から、ファミリークラスの申請を迅速に処理するために2500万ドルが投入されました。
ここ数年間、ファミリークラスのカテゴリーで永住権申請する人の数は、移民レベル計画で決定された枠を超えていた為、移民局では審査未処理の申請が溜まってしまっていますが、今年政府はこれを大量に処理して減少する予定です。
申請者にとってのメリット
移民局は、現在審査中で溜まってしまっているファミリークラスの申請書類を減らすべく、動き始めました。つまり、今後は申請の審査期間が短くなるということです。ファミリークラス国外申請、国内申請のどちらもこれに該当します。
今までと同様に、申請者が公共のリスクになるような病気や犯罪歴がないかどうか、またカナダ人・カナダ移民との関係が偽装でないか、という審査が行われます。
すでにファミリークラス申請を提出している方で不足書類が見つかった場合は、移民局から追加書類の要請を送ります。移民局から連絡がない限りコンタクトを取る必要はありませんが、情報に変更があった場合は移民局のウェブサイトから、常に最新の情報に更新するようにしてください。
追加書類や追加情報提出の要請があった場合には、審査に後れを生じさせない為にも、必ず与えられた時間内(通常60日以内)に回答をするようにしてください。
これからファミリークラス申請をする方の書類は、迅速に処理が行われます。全ての書類がそろっている申請は、不足書類のある申請より優先的に審査が進みます。
移民局では、すでに提出した方の申請書類も、これから申請する方についても、待ち時間を大幅に減らすよう尽力します。
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