【学生ビザ申請改定情報】ポスグラ申請条件の変更に関して(修士課程大学院卒業者のビザ期間延長施行は2/15から)
投稿日:2024年2月5日
更新日:2024年6月14日
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カナダ移民局は、2024年1月22日に発表した学生ビザ申請ルール改定で、ビザ申請要件に関するいくつかの変更を発表しました。そこに含まれていたポストグラデュエートビザの条件変更についてまとめた情報が、カナダ移民局ウェブサイトでアップデートされました。
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修士課程(Master’s degree)修了後のポスグラビザ期間変更
修士課程(Master’s degree)を卒業する方はカナダの労働市場での成功や永住権へも繋がりやすい人材であると期待されます。そのため、カナダ移民局は取得できるポストグラデュエートビザの期間を変更し、より長くカナダの職歴を積む機会を得られるようにしました。
施行は2024年2月15日以降
2024年2月15日以降、2年に満たないプログラムでも修士課程を卒業する場合でも、3年間のポスグラを申請できるようになります(その他の申請条件をクリアしている必要はあります)。修士課程以外のプログラムの場合、そのプログラムの履修期間に合わせた期間のポストグラデュエートビザが発行されます(最長期間3年)。
Curriculum licensingプログラムをポスグラ申請対象から除外
州によっては公立カレッジと提携している私立カレッジでカリキュラムを履修できるようライセンス契約をしているところがあります。これを、curriculum licensing agreementといいます。この場合、留学生は私立に通いながら、公立卒業と同等のディプロマを取得したとみなされます。しかしながら、私立校での教育の質が保たれているかの疑問や、必要な留学生へのサポートがされていないなどの問題が浮上し、オンタリオ州の会計監査長官も、該当の私立校におけるプログラムの質と留学生へのサービスに対する監督不足について懸念を表明しています。
そのため、カナダ移民局は上述のパートナーシップ私立カレッジを卒業する人へのポストグラデュエートビザ発給を制限することを決定しました。その結果、こういった私立校への留学生は今後減少するでしょう。
ポストグラデュエートビザに申請できる人
現在すでに就学している留学生は、その他の条件を満たしていることを前提に、ポストグラデュエートビザ申請ができます。
ポストグラデュエートビザに申請できない人
これから新しく入学する人は、ポストグラデュエートビザ申請の条件を満たさず対象とはなりません。
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