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COVID-19の蔓延からカナダ国民を守るため、カナダ政府はカナダへの旅行を制限する渡航規制を発表しています。この規制の10/29時点での最新情報をお知らせします。
2020年11月30日までは、規制により、有効なビジタービザまたは電子渡航認証(eTA)がある方でも渡航できず、外国人によるカナダへの渡航は全て停止されていますが、いくつか例外があります。
カナダに入国できる人
- カナダ国籍保持者
- カナダ移民
- カナダ原住民族登録者
- アメリカから重要な理由のためにカナダに渡航する人(物資供給や医療関係人員の移動などエッセンシャルワークに携わる人の場合、14日間自己隔離の規則は免除されることがあります。)
- アメリカから渡航する外国人で、カナダ渡航前に少なくとも14日間、アメリカに滞在していた方
- 渡航規制の例外となっている外国人(詳細以下)
渡航規制の例外の外国人
以下に該当する方は、カナダに渡航できます。
- 一部の外国人労働者 (Work Permit保持者または許可証が発給された方)
- Study Permitまたは許可証保持者で、学校が政府認定DLIリストに載っている方
- すでに永住権の審査が終了して3月18日までに許可が発給されている方
- カナダ国内にカナダ人、または移民の近親の家族がいて、15日以上カナダに滞在する方 (更にどのようにカナダに到着後14日間自己隔離するか隔離計画書を提出すること。この隔離計画書は義務です)
もし、15日以下の滞在であれば、2つの要件を満たしていなければいけません。
要件1:必要不可欠な目的でカナダに渡航すること
要件2:アメリカから直接カナダに入国、または、渡航規制の例外対象者であること
- カナダで乗継のみをする方
- カナダ軍、訪問軍、国防総省およびその近親の家族
- 認定された外交官および近親の家族
- 航空および海兵隊員
- サンピエールとミクロンに住んでいて、カナダへの入国を希望する日の14日前にカナダ、米国、またはサンピエールとミクロンにしか住んでいないフランス国民
- カナダの公衆衛生長官の意見として公衆衛生に重大な害を及ぼさず、カナダにいる間に基本的なサービスを提供する方
- 緊急事態対策や外交に関連し、移民大臣がカナダに有益と判断する人物
- COVID-19の支援を目的として保健省大臣の招待で来ている方
- 医療配達を目的とする方
近親の家族の定義
- 配偶者及び被扶養者
- 扶養の子供
- 扶養の子供の扶養の子供
- 親
- 法的保護者
カナダ行きのフライトに搭乗するには
- 発熱、咳、呼吸困難など、COVID‑19の症状がないことを確認するために、航空会社の職員による健康チェックを受けてください。
- 症状を示す人は搭乗できません。
- 旅行制限を免除されていることを航空会社に伝えます
- 15日以上カナダに滞在する方 (更にどのようにカナダに到着後14日間自己隔離するか隔離計画書を提出すること。この隔離計画書は義務です)
もし、15日以下の滞在であれば、2つの要件を満たしていなければいけません。
要件1:必要不可欠な目的でカナダに渡航すること
要件2:アメリカから直接カナダに入国、または、渡航規制の例外対象者であること
- 観光、レクリエーション、娯楽など、非重要な理由ではなく、重要な理由でカナダに渡航することを示す証拠を提示してください
- カナダ国民またはカナダ永住者の親近の家族であることを示す証拠を提示してください
- 有効な旅行書類(ビザまたはeTA)と有効なパスポートがあることを確認してください
家族の親近の家族であることを証明する書類
以下2種類の書類が必要です(紙、データのいずれでも可)
- 親近の家族のカナダ国民または永住者である証明(カナダパスポートやPRカード、CoPRなど)
- その家族との関係を示す書類(戸籍謄本とその英訳、Marriage Certificate、出生証明書、コモンローパートナー証明書類など)
カナダ国民・永住者以外のカナダ居住者の親近の家族の渡航について
カナダ行きのフライトに搭乗するには、搭乗前にカナダ政府からの書面による承認が必要です。
承認をリクエストするために移民局に連絡する方法は2つあります。
- IRCC.COVID-TravelExemptions-Exemptionsdevoyage-COVID.IRCC@cic.gc.caでIRCCにメールを送信します。メールを受け取ってから48時間以内に、次の指示が送られてきます。
- 最寄のカナダ大使館・領事館にお問い合わせください。
問い合わせの際に記入すること
- フルネーム
- 生年月日
- UCI(Universal Client ID)
- パスポート番号
- 旅行の詳しい理由
- カナダの近親者との関係の証明
- カナダでの家族の移民ステータスの証明
- 一時滞在ビザまたは電子渡航認証(eTA)の証明
書面による許可がない場合、有効なビザまたはeTAがあっても、カナダへのフライトに搭乗することはできません。
カナダへの渡航資格を得るには
- 旅行制限の免除を確認する移民局発行の書面による承認
- 有効なビジタービザ(ビザ免除国以外からの場合※日本人はこちらに含まれません)またはeTA(ビザ免除の国からの場合※日本人はこちらとなります)
- 有効なパスポート
- 旅行制限を免除されていることを航空会社に伝える
- 配偶者、パートナー、または親と一緒に暮らすなどの重要な目的で渡航していることを入国審査官に示す
- 観光、娯楽、非必須の目的で旅行していることが判明した場合、承認は拒否されます。
- 発熱、咳、呼吸困難など、COVID‑19の症状がないことを確認するために航空会社の担当者に健康をチェックしてもらう
- 症状を示す方は搭乗できません。
カナダに旅行する人の公衆衛生について
航空会社によって行われる健康チェックに合格しなければ搭乗できません。
旅行中は非医療目的のマスクや、フェイスカバーを着用すること(自己隔離の場所でも着用すること)
カナダ到着時
以下のいずれかの方法で、旅行者コンタクトフォームに連絡先の情報を提出し、また、ボーダーサービスまたは検疫の係員による症状チェックにパスすること
- ArriveCANモバイルアプリ
- ウェブサイトにあるフォーム
- 紙のフォーム
ArriveCANのアプリは iOS or Android版があります。こちらの正規のモバイルアプリをダウンロードしてカナダ到着時に使ってください。
カナダに入国後の強制隔離について
空路、陸路、海路でカナダに到着すると、入国までに健康診断があります。
症状がない場合でも、14日間自己隔離する必要があります。これは必須義務です。
カナダに到着したら、隔離計画書の提出が必要です。
14日間の隔離計画書には以下が含まれます。
- 滞在場所
- 最終目的地までの安全な移動手段
- どのように食料を調達するかその方法
- どのように医療サービスなど不可欠なサービスを受けるかそのアクセス方法
※症状が無くても隔離計画書は義務です。
隔離計画書を持っていない場合は、隔離計画を作るまで出発を遅らせなくてはいけません。
隔離計画書を守らない場合、以下の罰則が与えられます
- 最高$750,000の罰金
- 6ヶ月の禁固刑
- 犯罪歴があるなどカナダにもともと入国できない人であると分かった場合、強制帰国の上、1年間カナダへの渡航禁止
必要不可欠なサービスを提供する人、例えば定期的に国境を越えて商品の運搬するトラック運転手などだけが、隔離要件から免除されます
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