カナダ政府は、2017年5月1日よりブラジル・ブルガリア・ルーマニア国籍の方に条件付きでElectronic Travel Authorization (eTA)を発給する事を発表しました。
従来、ブラジル・ブルガリア・ルーマニア市民は、空路によりカナダの空港で入国・乗り継ぎをする際にTemporary Resident Visa (TRV)申請が義務付けられていましたが、本改正により以下の条件を満たしている市民には、当義務が免除されます。
免除の条件
- 過去10年以内に発行されたカナダのTRVを所持もしくは、アメリカの”non-Immigrant Visa”を現在所持しており、
- 有効なブラジル/ブルガリア/ルーマニアのパスポートを持って、カナダの空港で入国または乗り継ぎをする予定であり、
- 観光やビジネスの目的で6ヶ月以内の短期滞在を予定していること。
空路以外での入国
ブラジル・ブルガリア・ルーマニア国籍の方は、アメリカから車・バス・電車・ボート・アラスカから船で入国する場合には、今まで通り有効なTRVが必要です。
※カナダ政府はブルガリア・ルーマニア国籍の方への新たなビザ条件の緩和を発表しています。
2017年12月1日より、ブルガリア・ルーマニア国籍の方は、空路の場合はeTAが必要ですが、他のビザ免除国籍の方と同様にTRVの申請が義務ではなくなります。
詳しくは、2017年11月にカナダ移民局のウェブサイトにて発表があります。
※ビジタービザ取得の推奨
eTAは空路の場合のみ適用となりますが、TRVは移動手段にとらわれず有効なので、カナダ政府はTRVの取得を推奨しています。
※飛行機搭乗前の注意事項
eTA申請をした際に登録したパスポートで搭乗する必要があります。eTA取得後にパスポートを更新した場合は、eTAも再取得しなければなりません。期限切れのカナダのビジタービザ、もしくは有効なアメリカの”non-Immigrant Visa”を所持している場合、古いパスポートも一緒に携帯しておく事が推奨されています。
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