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カナダ政府は2025年、両親や祖父母を呼び寄せるための永住権プログラム(PGP)の新規申請を受け付けないと発表しました。カナダ移民局(IRCC)は、2025年には、これまでに提出された申請の未処理分を処理するとのことです。以下に、この発表の背景と、代替手段であるスーパービザについて詳しく解説します。
両親・祖父母呼び寄せプログラム(PGP)とは?
PGPは、カナダ国民や永住権保持者がスポンサーとなり、両親や祖父母がカナダの永住権を取得できる制度です。申請希望者が多いため、過去数年間は抽選方式が採用され、当選者に申請招待状(Invitation to Apply = ITA)が送られてきました。2020年から2024年にかけては、登録者を対象に抽選が行われ、当選者が永住権申請を進める仕組みとなっていました。
2025年のPGP新規申請停止の理由
2024年10月に発表された移民受け入れ計画により、2025年の永住権取得目標が20%削減されました。これに伴い、PGPの受け入れ枠も縮小され、2025年のPGPによる永住権取得人数の目標は24,500人となりました。以前の計画では34,000人が目標とされていましたが、既存の申請分だけでこの人数を上回る見込みとなり、新規申請の受付が停止されることとなりました。
スーパービザについて
スーパービザは、2025年にPGPの新規申請が停止される一方で、両親や祖父母を長期間カナダに滞在させるための代替手段として利用可能です。以下にスーパービザの主な特徴と申請条件を紹介します。
スーパービザの特徴
- 一度に最大5年間の滞在が可能。
- 有効期間内で何度でも再入国が可能。
スーパービザ申請の条件
スーパービザは、就労や学業を目的としたものではなく、6か月以内の短期滞在を希望する場合は、通常の観光での入国が可能です。2025年に両親や祖父母をカナダに呼び寄せたいと考えている方は、スーパービザの利用を検討することをおすすめします。
スポンサー(カナダ市民または永住権保持者)の条件
- カナダ国民または永住権保持者であること。
- カナダに居住していること。
- 18歳以上であること。
- IRCCの最低収入基準を満たしていること。
- 滞在中の経済的支援を約束すること。
申請者(両親・祖父母)の条件
- カナダ滞在中の医療保険に加入していること。
- 犯罪歴や健康状態に問題がないこと。
- ビザ免除国以外の国籍の方は、カナダ国外から申請すること。
まとめ
2025年に入ると、両親・祖父母呼び寄せプログラム(PGP)の新規申請が停止される一方で、スーパービザを利用することで長期滞在が可能となります。これにより、カナダへの家族の呼び寄せに関する選択肢が限られるものの、スーパービザを利用して両親・祖父母と一緒にカナダで過ごしながら、PGPの再開を待つことが可能です。
カナダでの長期滞在を検討中の方は、最新の移民政策に基づいた計画を立てることが重要です。スーパービザの申請について詳しく知りたい方は、ビザJPカナダにご相談ください。経験豊富な移民コンサルタントが、皆様のニーズに合わせた最適なサポートを提供いたします。
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