こちらの記事は上記動画でも解説しています

カナダ移民局（IRCC）は、カナダ全土の州と準州のすべての各州ノミネーションプログラム（PNP）での申請人数を割り当てています。

ノースウエスト準州ノミネーションプログラム（NTNP）は、2024年7月に同プログラム史上初めて、2024年の受け入れ上限300件に達しそれを超えたため、2024年7月22日以降の年内は新規申請を受け付けないこととしました。

今回の申請停止を受けても、その影響がなく申請審査が継続されるのは、以下のような方々です。

• 2024年に就労ビザの有効期限が切れる人
• NTNPの資格基準を満たし2024年にすでにノースウエスト準州で就労している人

上記条件を満たす人は、immigration@gov.nt.ca または 1 (855) 440-5450 に連絡し、ビザ申請について相談することができます。2024年7月22日以前に受領された申請書は、この受付停止の影響を受けません。

ノースウエスト準州ノミネーションプログラム（NTNP）のEmployer-Driven StreamとFrancophone Streamの申請については、2024年の割り当て上限数に達しましたが、Business Stream（起業で申請するカテゴリー）は引き続き申請を受け付けています。

ノースウエスト準州政府は、準州へのスキルドワーカーや居住者の受け入れに引き続き尽力しています。Employer-Driven StreamとFrancophone Streamの両分野への応募は、ここ数年着実に増加しており、両分野とも定員を超えています。2024年の現時点での申請人数は300人を超えており、2023年の139人の2倍をはるかに超えています。

ノースウエスト準州ノミネーションプログラム（NTNP）は、2025年1月に申請受付を再開する予定です。それまでの間、ノースウエスト準州政府は移民局に対し、指名枠の拡大のため、ケイトリン・クリーブランド教育・文化・雇用大臣は以下のコメントを発表しています。

「ノースウエスト準州は史上初めて、連邦政府から割り当てられた年間300人の人数枠に達し、それを超えました。準州への関心が高まっていることは、労働力を強化し、活気に満ちた多様なコミュニティを築くことを可能にする歓迎すべきニュースです。私は引き続き、カナダ政府に対し、ノミニーの割り当てを増やし、ノースウエスト準州での定住サービスの利用を拡大するよう働きかけていきます。また、地元労働者と外国人労働者の両方に投資することで、弾力的な労働力を構築し維持するために、雇用主と共に働くことを引き続き約束します。」

• すべての州と準州の申請人数枠はカナダ移民局によって毎年設定されます。
• カナダ移民局は、NTNPのEmployer-Driven StreamとFrancophone Streamを合わせて、毎年300人を上限としています。
• Employer-Driven StreamとFrancophone Streamの今年度および前年度の指名総数は以下の通りです。

• 2024年7月22日現在、300を超える申請者のうち144人の審査が完了し、残りを審査するために尽力しています。
• ノースウエスト準州ノミネーションプログラムのFrancophone Streamストリームは2022年に開始されました。
• すでに提出された申請書に対する審査結果は2024年秋までに完了の予定。2024年7月22日以前に受理された申請書は、この一時的な受理停止の影響を受けません。
• 現在までに受理された申請書は、以下の優先順位で処理されます。

1. 就労ビザの有効期限が間近に迫っている申請者。
2. 2024年に就労ビザの有効期限が切れる申請者。
3. NWT州内にいて、就労ビザの有効期限が2025年以降の申請者。
4. NWT州外にいる申請者（海外からの申請を含む）。