ビザJPカナダは永住権、各種ビザ取得などカナダ移住のご相談をトータルでお受けできます。

カナダビザ最新情報

ビザJPカナダは重要ニュースを逃さない
最新のビザニュースを最適に届けます

Tech系人材誘致のため、米国H-1Bビザ保持者に就労ビザなど、新しく6つの措置を導入

投稿日:2023年7月4日

更新日:2024年3月22日


こちらの記事は動画でも解説しています

2023年6月27日発表

ショーン・フレーザー移民大臣は、より多くのハイテク人材を世界各国よりカナダに誘致することを目的とした、カナダ初の試みとしてのTech系人材誘致戦略、Tech Talent Strategy を発表しました。

Tech Talent Strategy 6つの戦略

1. アメリカ H-1Bビザ保持者のオープンワークパーミットパスウェイ

2023年7月16日より、アメリカのH-1Bビザ保持者10,000人に対して最長3年間のオープンワークパーミットを発行するパスウェイプログラムを開設します。これにより、アメリカでH-1Bビザ保持して就労していた外国人労働者が、カナダにおいて雇用先の制限なく働くことができます。

また、これらのH-1Bビザ保持者の帯同家族も学生ビザ、または就労ビザを申請できます。

10,000人の申請枠にカウントされるのは一次候補者のみで、同伴家族はこの枠にはカウントされません。また、この措置の施行期間は1年間、またはカナダ移民局が人数枠の10,000件の申請書を受け取った時点で終了します。

→人数枠に達したため、申請受付は7月18日に終了となりました。

2. STEM職種の永住権パスウェイ

移民大臣は、STEM(科学、技術、工学、数学の分野)職種で働く外国人に特化した、新しい永住権取得方法についてあらためて強調しました。

これは、既に発表されている、エクスプレスエントリーのターゲットドローイングにおける、STEM分野を対象としたカテゴリー属性の言及です。しかし、この再度の強調は、STEM分野に含まれる24の職業が、今後予定されているエクスプレスエントリーのターゲットドローイングにおいて、より重要視されていることを示唆している可能性があります。

3. グローバルタレントストリームの審査期間短縮

移民大臣はまた、グローバルタレントストリーム(GTS)の手続き期間を2週間にすると発表しました。

グローバルタレントストリーム(GTS)は、移民局から適格とみなされた雇用主の元で働く、永住権取得を希望する外国人労働者のための就労ビザです。

4. International Mobility Program に Innovation Stream の新設

移民局は、国外からの優秀な人材を効率的に惹きつけるため特別にLMIAプロセスを免除するプログラムInternational Mobility Programに、新しストリームとして Innovation Stream を新設すると発表しました。

カナダの主要なハイテク職種では、依然として労働力不足が続いており、カナダの人材基盤を拡大することが引き続き必要です。そこでカナダ政府は、2023年末までにこの Innovation Stream を立ち上げ、カナダのイノベーション優先事項とハイテク産業を支援する雇用主と優秀な労働者を支援するため、LMIAプロセスを免除します。

移民局は、以下2つのオプションを検討しています。

  • カナダ政府が産業革新の目標に貢献すると認定した企業で働く労働者に対し、雇用主限定就労ビザを最長5年間発給。
  • 厳選された需要の高い特定の職業に従事するスキルドワーカーに対し、オープンワークパーミットを最長5年間発給。

5. デジタルノマド戦略

デジタルノマドとは、世界のどこからでもリモートで仕事ができる人のことを指します。カナダ移民局は、今後数ヶ月間、官民のパートナーと協力し、デジタルノマドをカナダに呼び込むための追加政策が望ましいかどうかを判断して行く予定です。

現在のカナダ移民法では、デジタルノマドは、外国の雇用主のもとで遠隔地から仕事をする間、ビジターとして最長6カ月間カナダに滞在することができます。この新しい戦略により、外国人デジタルノマド向けのビジタービザが緩和される可能性があります。

移民局は、カナダに入国したデジタルノマドの中には、就労ビザや永住権を申請してカナダにスキルを提供できる人材がいると予想しています。デジタルノマドはカナダで時間とお金を費やすだけでなく、カナダのコミュニティに居住し、貢献が可能です。そしてカナダ滞在中にカナダの雇用主から仕事のオファーを受けた場合は、引き続きカナダに滞在して働くことが許可されるようになります。

6. スタートアップビザプログラムの新たな改善

スタートアップビザ(SUV)プログラムは、カナダの指定ベンチャーキャピタルファンド、エンジェル投資家組織、またはビジネスインキュベーターの支援を得て起業する外国人起業家のための永住権への道です。

申請者の待ち時間の長さに対処するため、このプログラムでの永住権取得人数枠を、1,000人から3,500人に増加しました。これは、2023年には従来の3倍になったことを意味し、この数は2024年と2025年にはさらに増えると予想されます。

さらに、移民局はスタートアップビザ申請者の就労ビザオプションを変更し、就労内容を起業準備だけに制限した1年間の就労ビザではなく、最長3年間のオープンワークパーミットを申請できるようにします。これは、スタートアップの起業家は給与を全額受け取る能力がない可能性があり、他の場所で副収入を得る機会が与えられることで、こうした個人やその家族の経済的ストレスを軽減することができる、という関係者からのフィードバックに応えるものです。

就労ビザは起業家チームの各メンバーが利用できます。今回の発表以前は、カナダで不可欠、かつ緊急に必要とされる起業家チームのメンバーのみが就労ビザを申請できました。

移民局はまた、コミットメントされた資本によって支援されている、またはカナダのテック・ネットワークのメンバーでもあるビジネス・インキュベーターによって承認されている申請を優先し、処理ラインの先頭に移動するとしています。

関連コラム

カナダ政府公認移民コンサルタントの考察!2025-2027移民受け入れ計画をふまえて考えるカナダ移民の未来

2024年10月29日

カナダ政府公認移民コンサルタントの考察!2025-2027移民受け入れ計画をふまえて考えるカナダ移民の未来

カナダ移住を検討中の方へ:ケベック州でのビザや永住権申請のご相談について

2024年8月21日

カナダ移住を検討中の方へ:ケベック州でのビザや永住権申請のご相談について

ビザや永住権の審査期間と進捗状況の調べ方と手順を解説

2024年8月6日

ビザや永住権の審査期間と進捗状況の調べ方と手順を解説

【必見ガイド】カナダビザ申請でよくある間違いとその対処方法

2024年7月26日

【必見ガイド】カナダビザ申請でよくある間違いとその対処方法

永住権・ビザ取得なら
今すぐ相談しよう

ビザJPカナダの移民コンサルタント

カナダへの永住権やビザ申請は、自分で行う場合、提出書類が多くて大変で、間違いがないか不安に感じることもあるかもしれません。しかし、本気でカナダへの移住を考えているなら、移民コンサルタントのサポートを強くおすすめします。あなたの年齢、職業、家族の有無などによって、永住権を取得する方法はたくさんあります。専門家の助けを借りることで、自分の状況に合ったプランニングを確実に行うことができます。

プロの移民コンサルントがお悩みを解決

今すぐ無料相談する

移住プランニングから申請まで
ビザJPカナダひとつで完結

ビザJPカナダの移住プランニングから申請までのステップバイステップ ビザJPカナダの移住プランニングから申請までのステップバイステップ

移民コンサルタントに相談すると、よりわかりやすく、スムーズに進めることができるでしょう。書類の提出や手続きにおいても安心感が増し、失敗のリスクを減らすことができます。あなたの夢を実現するために、専門家のアドバイスを受けながら、確実にカナダへの新しい一歩を踏み出しましょう。

お客様の声

ウェブテクニシャンでカナダ永住権取得

ウェブテクニシャンでカナダの永住権獲得!

続きを見る>

カフェのスーパーバイザーとして就労ビザから永住権を取得したMoeさん

絶対に移民する!その思いで4年間を乗り切りました。

続きを見る>

「この人にお願いしてよかった」と思える

カナダ政府公認のコンサルタントだから
安心して任せられる

個人では難解な永住権取得のためのプラン設計、
ビザ申請準備、書類作成、ビザ申請手続きから
結果の報告までを全て行います。

ビザJPカナダロゴ
移民コンサルタント

永住権取得の不安をゼロに

永住権取得の不安をゼロに

ビザの専門知識があるスタッフが
あなたの相談にお答えします!

無料相談・お問い合わせ

厳選したビザ情報を配信

厳選したビザ情報を配信するウェビナー

無料ウェビナーを開催中!
当日までの最新情報をお伝えします!

ウェビナーについて