ビザJPカナダは永住権、各種ビザ取得などカナダ移住のご相談をトータルでお受けできます。

カナダビザ最新情報

ビザJPカナダは重要ニュースを逃さない
最新のビザニュースを最適に届けます

ホームケアワーカー移民パイロットプログラム(旧ケアギバープログラム)2025年3月31日受付開始前に知っておくべきこと

投稿日:2025年2月27日

更新日:2025年3月8日


↑ こちらの記事は動画でも解説しています ↑

カナダ社会において、ホームケアワーカーは子ども、高齢者、障害を持つ方々が快適で自立し、地域社会で活躍できるようになるために必要なサポートを提供します。そうした需要に応えるため、カナダ政府は新しいパイロットプログラムを2025年3月31日から開始すると発表しました。今回のプログラムでは、より簡単にワンステップで永住権取得がきるプロセスが用意されます。以下では、同プログラムの概要や注意点をわかりやすく解説します。

プログラムの概要:2つのストリーム

ホームケアワーカー移民パイロットプログラムは、期間限定の試験的プログラムとして発足し、2つのストリームに分かれています。それぞれ、申請可能時期と要件が異なります。

  1. カナダ国内就労者ストリーム
    • 2025年3月31日から申請受付スタート
    • 現在カナダで就労ビザで働いている人を対象としたストリーム
  2. カナダで就労していない申請者ストリーム
    • 受付開始日は現時点で未定
    • 日本など、カナダ国外で働いている方が対象

【注意点】

  • 2025年3月31日時点では、カナダ国内就労者ストリームのみ申請受付が開始されます。カナダで働いていない方は、まだ準備を始める必要はありません。

ホームケアワーカー移民パイロットプログラムのポイント

ワンステップで永住権取得

これまでのケアギバープログラム(旧ケアギバークラス)と違い、新プログラムでは「カナダでの就労経験がない状態でも」永住権を申請できる点が大きな特徴です。つまり、ワンステップで家族も含めた永住権取得を目指せます。

語学・学歴要件の緩和

語学と学歴の要件が引き下げられます。申請者はこれまで通り、業務遂行に必要な語学スキルを持ち、カナダの労働市場に適応できる必要があります。その基準はCLB(NCLC)レベル4まで緩和されました。また、学歴要件はカナダの高校卒業と同等の資格となります。

  • 語学要件:CLB/NCLC 4以上
  • 学歴要件:カナダの高校卒業資格相当以上(カナダ以外の国の学歴は、学歴査定が必要)

カナダ国内での実務経験は不要

過去のプログラムではカナダ国内でのケア経験が必須でしたが、新プログラムでは必要ありません。ただし、以下のいずれかが必須となります。

  1. 最近の、少なくとも6ヶ月間の関連する実務経験
  2. 6ヶ月間以上のホームケアーワーカー関連トレーニングプログラム修了証

ジョブオファー要件:柔軟な働き方が可能

フルタイムのホームケアワーカーとして雇用される職場として、以下の通りでなければいけません。

  • 個人家庭
  • 半独立状態の人や怪我や病気から回復中の人のために、短期または臨時の訪問介護を提供するフルタイムの労働者を直接雇用している組織。たとえば
    ・在宅医療サービスプロバイダー
    ・居宅介護支援事業者
    ・直接介護業者
    ・居住環境における個人介護サービス
    ・小児在宅医療サービス提供者
  • ケベック州以外のカナダ国内でフルタイムホームケアーワーカーのジョブオファー

【注意点】

  • 人材紹介会社や斡旋会社による雇用は含まれません。

申請できる人:具体的な要件

3月31日に受付開始する「カナダ国内就労者ストリーム」で申請できる方の条件は、次の通りです。

  1. CLB/NCLC 4以上の英語またはフランス語スキル
  2. カナダの高校卒業資格相当以上の学歴
    • 学歴査定(ECA)済みであること
  3. 6ヶ月以上の最近の関連実務経験、または6ヶ月間以上のホームケアワーカー関連トレーニングプログラム修了証
  4. フルタイムのホームケアワーカーの仕事のオファー(ケベック州以外)
    • LMIA不要

2025年3月31日の申請開始前に、移民局からさらに詳細な要件や手続きが発表される予定ですので、最新情報を必ず確認しましょう。

既存ケアギバープログラム申請者への影響

すでに旧ケアギバークラス(2024年6月17日終了)へ申請済みで、審査中の方もいます。以下の点に注意してください。

すでに旧ケアギバークラス(2024年6月17日終了)へ2024年6月17日までに申請を提出した方は、引き続き審査が進められます。

カナダで働いていない方は「まだ準備不要」

カナダ国外からの応募を想定したストリームは、現時点で受付開始日が未定です。カナダ国内で就労していない方は、申請の準備を始めないでください。カナダで就労していない方の申請については、詳細が決まり次第移民局から発表があります。

まとめ

旧ケアギバープログラムは、「ホームケアワーカー移民パイロットプログラム」と名称も変えて、新しくなりました。カナダのホームケアニーズの高まりに対応しながら、ケア従事者への永住権取得の道を広げる大きな一歩となります。特に、語学・学歴要件の緩和やカナダ国内実務経験不要といった変化によって、より多くのケアワーカーがカナダでの就労・生活を目指しやすくなるのが特徴です。

ビザJPカナダでは引き続き最新情報を随時更新していますので、疑問点や不安なことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連コラム

カナダとオーストラリア、移住先に選ぶならどちら?留学生に対する移民政策の違い

2025年1月2日

カナダとオーストラリア、移住先に選ぶならどちら?留学生に対する移民政策の違い

カナダ学生ビザ却下の主な理由トップ5|成功のためのポイントを解説

2024年12月17日

カナダ学生ビザ却下の主な理由トップ5|成功のためのポイントを解説

電子渡航認証(eTA)と観光滞在の違いを理解しよう

2024年12月14日

電子渡航認証(eTA)と観光滞在の違いを理解しよう

2025-2027移民受け入れ計画がエクスプレスエントリーに与える影響を分析

2024年12月13日

2025-2027移民受け入れ計画がエクスプレスエントリーに与える影響を分析

永住権・ビザ取得なら
今すぐ相談しよう

ビザJPカナダの移民コンサルタント

カナダへの永住権やビザ申請は、自分で行う場合、提出書類が多くて大変で、間違いがないか不安に感じることもあるかもしれません。しかし、本気でカナダへの移住を考えているなら、移民コンサルタントのサポートを強くおすすめします。あなたの年齢、職業、家族の有無などによって、永住権を取得する方法はたくさんあります。専門家の助けを借りることで、自分の状況に合ったプランニングを確実に行うことができます。

プロの移民コンサルントがお悩みを解決

今すぐ無料相談する

移住プランニングから申請まで
ビザJPカナダひとつで完結

ビザJPカナダの移住プランニングから申請までのステップバイステップ ビザJPカナダの移住プランニングから申請までのステップバイステップ

移民コンサルタントに相談すると、よりわかりやすく、スムーズに進めることができるでしょう。書類の提出や手続きにおいても安心感が増し、失敗のリスクを減らすことができます。あなたの夢を実現するために、専門家のアドバイスを受けながら、確実にカナダへの新しい一歩を踏み出しましょう。

お客様の声

ウェブテクニシャンでカナダ永住権取得

ウェブテクニシャンでカナダの永住権獲得!

続きを見る>

カフェのスーパーバイザーとして就労ビザから永住権を取得したMoeさん

絶対に移民する!その思いで4年間を乗り切りました。

続きを見る>

「この人にお願いしてよかった」と思える

カナダ政府公認のコンサルタントだから
安心して任せられる

個人では難解な永住権取得のためのプラン設計、
ビザ申請準備、書類作成、ビザ申請手続きから
結果の報告までを全て行います。

ビザJPカナダロゴ
移民コンサルタント

永住権取得の不安をゼロに

永住権取得の不安をゼロに

ビザの専門知識があるスタッフが
あなたの相談にお答えします!

無料相談・お問い合わせ

厳選したビザ情報を配信

厳選したビザ情報を配信するウェビナー

無料ウェビナーを開催中!
当日までの最新情報をお伝えします!

ウェビナーについて