Interview永住権取得者インタビュー

指圧師の専門学校卒業後、指圧クリニックで就労し永住権を取得したKaz様

移民カテゴリー カナディアンエクスペリエンスクラス(CEC)
お名前 Kaz様
職種 指圧師(Shiatsu Therapist)
永住権申請から取得までの期間 18ヶ月
申請者のコメント 指圧師の仕事は、誰に向いているというよりも、誰にでも自分の強みを生かしていくことで活躍できる職種。指圧師の仕事はお客さんの反応をものすごくダイレクトにもらえるので、一度それを味わってしまうと、やっぱり指圧師という仕事をずっと続けていきたいと思うようになります。

好評をいただいている、ビザJPカナダの「指圧師で永住権取得パッケージ」。お問い合わせをいただく中で、指圧師の仕事についてもっと知りたい、という声がたくさんありました。そこで、実際に指圧師になって永住権取得を目指されたKazさんにインタビューをしてきました。いろいろな仕事を経験した後に指圧師というキャリアにたどり着いたKazさん。遠回りしたからこそ得られたもの、見えたものがあるそうです。

永住権を目指して10年超えの紆余曲折

-最初にカナダに来たのはいつですか?

2003年のワーホリからです。最初は普通に1年で帰ろうっていうのがあったんですけど、カナダに来た人によくあるパターンで、すっかりカナダが気に入ってしまい残りたいってなって。最初の一年が楽しかったのと、カナダが肌に合っているっていうんですかね。

永住権を取得できたのは2015年なのでかなり長くかかっています。その間、観光ビザ、学生ビザ、就労ビザをつないで基本はずっとカナダにいました。永住権までずいぶんと遠回りして、いろんなことしましたよ。例えば、もともと日本では予備校の先生をやっていたということもあり、日本に帰っても英語を教えられるようにとTESOL(英語を教えるための資格)を取得したりもしました。

 

最初はプログラマーとして永住権を目指していた

-ワーホリの時はどんな仕事をしていたのですか?
ワーホリの間で就いた仕事はプログラマーだったんですよ。なので、最初はプログラマーとしてカナダに残る道を探っていました。

 

-日本でプログラマーとしても働いていたのですか?

いえ、プログラミングは独学でやっていたんですが、それで仕事も得られたということで、2006年には学生ビザでバンクーバーにあるプログラミングの学校にも行って本格的に勉強をしました。インターンシップも経験して、卒業後には働いている会社から就労ビザのスポンサーを得ることができました。

 

そのままプログラマーとしてしばらく働きましたが、すべて順調というわけではなかったんです。プログラマーというのは競争率の高い職種なので、就労ビザをスポンサーしてまで雇用してくれるところを見つけるのは大変だったり、いろいろあったんですよね。それで着実に永住権につながる職種にキャリアチェンジしようと考えました。

 

実はこの頃、プログラマーとしてスキルドワーカーカテゴリー(FSW)で永住権が取れそうだったので自力で準備していたのですが、これも断念したんですよ。これが遠回りの原因の一つです。

指圧の学校へ

-プログラマーから指圧師へのキャリアチェンジがあったのですね。
はい。それでもやっぱりカナダに残りたい、プログラマーではなく、手に職を得るにはどうしたら良いかと考えまして。そんな時に指圧の学校があることを知りました。まさに手に職だし、これなら永住権取得につながると思って、2010年に指圧カレッジに入学しました。就学中には現在働いているJapan Shiatsu Clinic で指圧師として実習も経験しました。卒業後に就労ビザサポートもしてもらえることになり、2012年から今までずっと働いています。

 

-数ある卒業生の中から就労ビザサポートをしてもらえたのですね!
この時に就労ビザをサポートしてもらうに当たっては、自分の日本での経歴や特技が会社へのアピールとして役に立ったと思います。プログラミングをしていたからコンピュータに強かったですし、実は20代の頃にはコンサート業界で働いていたので音響や照明にも詳しいです。さらに予備校で働いていたので、人に何かを教えるというスキルもあります。その、何でもできます、というバックグラウンドが就労ビザをサポートしてもらえることにつながったのでは、と思います。実際、自分が卒業した指圧カレッジの授業でアシスタントを務めたりすることもできました。遠回りしたのも、やっぱり無駄ではなかったなと。

 

-永住権申請を始めたのはいつでしたか?
永住権取得を見据えて指圧の学校を選んだわけですから、就労ビザで働き始めて1年後に永住権を申請するための条件が整ってすぐに申請を始めました。最初にワーホリでカナダに来たときから、すでに10年以上経過していましたね。

カナダでの指圧

-カナダでの指圧師のお仕事について教えてください。
法律が州ごとに定められているので、ここBC州の話をすると、指圧師のステイタスはカイロプラクター、フィジオセラピストなどと比べて高くありません。過去20年でShiatsuという言葉は徐々に広まっていますが、指圧が何かということを理解している人は多いとはまだ言えないのが正直なところです。

 

ですが、Japan Shiatsu Clinic はバンクーバー近郊に合計6つのクリニックを展開して、年間のべ4万人のお客様に来院していただいています。この年間4万人という数字は、指圧を専門としている企業として、実は世界で最も多い数字なのです。

 

 

-「世界一」ってすごいことですね!
保険適用外なのでお客様の全額負担、それでもこれだけの方が指圧クリニックに来てくれるというのは、一度経験した人が良いと思ってまた来てくれたり、他の人に勧めてくれるからこそだと思います。

来院されているお客様の中は、腰が痛い、肩が上がらない、疲れがとれないなど、何かしら症状をお持ちの方の方が多いと思います。ボディメンテナンスのために定期的に通ってくれるお客様もいます。そういう意味で、指圧を経験された方は、その効能をそれなりに実感して他のリラクゼーションマッサージなどとの違いを理解してくれているようです。

指圧師のキャリアについて

-どのような人が指圧の道を選んでいるのですか?
本当に十人十色、様々な人が指圧を学びにカレッジに来ています。指圧師となる理由はそれぞれ違ってそれがいいと思います。その人のバックグラウンドや経験値で施術が変わってきて、その違いがあるからこそ、お客様も「この人の指圧がいい」と気に入ってくれたりする、要は相性のようなものがあって、それをお客様が選ぶのが正しい形だと思います。

 

何かのきっかけで指圧に興味を持った人もいれば、他のセラピーの資格保持者で指圧を自分のスキルに加えたいという人もいます。日本で指圧を既に学んでいて、カナダでは英語を学びながら指圧の仕事をしてみたい、という人もいます。

 

-こういう人に指圧師の道を勧めたいといのはありますか?
ないですね。むしろ、こういう人はダメっていうのがないと思うのですよ。例えば、日本では目の見えない方も指圧師として従事されています。感覚も研ぎ澄まされていると思いますし、健常者と同様に活躍されている方も多いです。つまりは、誰に向いているというよりも、誰にでも自分の強みを生かしていくことで活躍できる職種なのだと思います。

 

-永住権のため指圧師の道を選ぶことについてはどう考えますか?
指圧師になることをカナダに移民する手段として割り切ってもいいと思いますよ。移民できたら指圧以外のキャリアを目指しても良いわけです。それでも指圧は自分のスキルの一つになるわけですし。ただ、指圧にそれほど興味がなかったとしても、やっていくうちにどんどん好きになる人をたくさん見てきました。指圧師の仕事はお客さんの反応をものすごくダイレクトにもらえるので、一度それを味わってしまうと、やっぱり指圧師という仕事をずっと続けていきたいと思うようになります。だから目的が永住権取得だったとしても、指圧師として働いているうちはお客様に満足してもらえるよう、一生懸命にやってみると良いと思います。

 

-なるほど。一番のポイントになるのは何でしょう?
とにかく絶対にカナダに移民するっていうモチベーションを強く持ち続けることです。そうすれば、そのための努力も永住権取得のための必要最低限なことになってくると思うんですよ。例えば英語力が足りない、指圧の施術が大変だと思うときも、そこから逃げるわけにはいけない。絶対カナダに移民するというモチベーションに戻って行くことで頑張り切ることができると思います。

そうやって頑張っている人は、1年なり2年なり、その人が永住権申請の経歴を満たせるようになるまで、学校もクリニックもサポートすることができます。

これからの人へのメッセージ

-これからのワーホリの人たちに伝えたいことはありますか?

そもそも自分が一番最初に永住権取得を意識したきっかけとなったのは、ワーホリ当初のルームメイトだった友人の言葉です。ワーホリが終わってもカナダに残ってまだ日本に帰りたくないと漠然と思っていた自分に、「永住権を取っても日本国籍を失うわけではないし、取ることで選択肢が増える。」ということを言ってくれました。確かにその通りだと思ったのです。今、日本から来ているワーホリの子たちにも同じことを伝えたいです。

 

-自分が選べる道が増えるのは良いですよね。

そうです。カナダに残りたいと少しでも思ったら、カナダにいるうちに動けるだけ動くこと。決められないままとりあえず一度日本に帰ってしまったら、もう一度カナダに戻るのは大変なことです。自分も一度永住権をあきらめた経験がありますが、その後からは意地でもカナダに残ろうと思っていました。

 

もし早めに決心をしたら、ほとんどの人はきっと自分ほど苦労せずにちゃんと永住権取得までたどり着けると思います。そうじゃないと、お金も時間も無駄ですよ。その間に経験したことは無駄ではなかったですけど、もっと賢いやり方でもっと早くに自由が手に入っただろうと思います。

 

-最後に、これからカナダで目指していきたいことを教えてください。
自分も指圧師であるからには独立してみたいなど、色々考えたりもします。でも今は、今働いているJapan Shiatsu Clinic という会社で働く人たちがもっと頑張りたい、長く働きたいと思えるような環境を作っていきたいと考えいてます。

ビザJPカナダ「指圧師で永住権取得パッケージ」のご案内

詳しくは、こちらのページでご紹介しています。

ビザJPカナダ「指圧師で永住権取得」セミナー

ビザJPカナダ本社があるバンクーバーで、指圧師で永住権取得セミナーを開催しました。今回インタビューをお受けいただいたKazさんにも、ゲストスピーカーとしてご登場いただいています。

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