Interview永住権取得者インタビュー

お子様の留学の付き添いでカナダにいらっしゃり、ご自身のご経歴を使って自営業クラスでご家族で永住権を取得なさいました

thuma

移民カテゴリー Self Employed
お名前 H様
永住権申請から取得までの期間 約11ヶ月
職種 Conference Interpreter
申請者のコメント カナダの永住権を目指すのに、景気の影響もあり、雇用主を探すのが大変だったり、年齢的に他のカテゴリーでは難しい方もいらっしゃるかも知れませんが、もし日本でフリーランスとしての実績があるならば、挑戦してみる価値はあると思います。

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なぜカナダの永住権取得を目指したのですか?

私は東京でフリーの会議通訳の仕事に25年以上従事していました。2011年3月11日の福島の原発事故が直接のきっかけで、日本脱出を目指すようになりました。当時自転車通学をしていた長男に、事故後の雨に濡れたせいか、鼻血や指の皮がめくれるという被ばく症状が出始めました。私も事故当初はあまり知識がなく、生協を通じて関東の野菜を食べ水道の水を飲んでいたため、首が大きく腫れ喉の痛みがありました。徐々に知識を身につけるにつれ、ペットボトル入りの水や九州の野菜を取り寄せるようになり、喉の腫れはひきましたが、犬の散歩に出ると顔の皮膚がかゆい、やたらと眠いといった被ばく症状が出ていました。

最初は仕事がたくさんあるアメリカを目指したのですが、アメリカで就業ビザをサポートしてもらえる目途がたたなかったため、行き先をカナダに変えて、最初はケベック州の自営カテゴリーで日本から永住権を申請しました。思ったより早く申請後半年程で香港のインタビューに呼ばれましたが、フランス語の会話が十分にできずに不合格となりました。ただ書類審査には合格していましたので、これだけの書類を集めれば合格できるという目途はたちました。

永住権取得までの過程で一番ご苦労された点、または一番印象に残っている点は?

翌年も申請するつもりだったので、スカイプを使って週に1回フランス在住の日本人の女性にフランス語の会話を習いました。1年足らずでDELF A2に合格しましたが、実際のカナダへの申請には、この試験の結果を使えないことが分かりガッカリしました。皆さんは試験を受ける際に、政府の求めている試験かどうか確認して下さい。

ところが翌年はいつまでたっても募集が開始されませんでした。当時日本から連邦政府の自営カテゴリーに申請するには、マニラに申請しなければならず、何年かかるか分からないので現実的選択肢ではないと言われ、私の場合は大学院を卒業してオンタリオ州のプロビンシャルノミニーを目指すのが良いと、別のビザコンサルタントにアドバイスされました。

そのつもりで大学院の試験を受けたのですが、私の大学での専攻では単位が足らないので、学部で少し単位を取り直す必要があると言われました。そうなると思った以上に時間がかかると先が見えない焦りを覚えましたが、その頃偶然得た情報で、カナダに合法的に1年住んでいれば、自営カテゴリーでもオタワに直接申請できることが分かりました。オタワでの処理時間は23か月、急に目の前が開けた感じでした。

一応2年程かかることを覚悟して、その間合法的に滞在するためにカレッジで勉強することにし、2年間の学生ビザを取得しました。カレッジには前年に日本で受けたIELTSアカデミックの結果を日本から直接送ってもらい、大学の成績証明書を提出しただけで問題なく合格できました。

合法的に住んで1年経過した頃に申請したところ、思いがけず早く処理が進み、申請から5か月も経たずに健康診断の依頼が来ました。そして7か月でCOPRが届きました。ただ今回残念だったのは、申請直前に移民法での扶養家族の定義が変更になり、21歳の長男を一緒に申請することができなかったことです。それ以前は21歳でもフルタイムの学生であれば、一緒に申請することができました。今後長男は自力で永住権を取得しなければなりません。

弊社を知っていただいた、またはご依頼を決めて頂いた経緯を教えてください。

ケベック州で申請した際にお願いした弁護士は、インタビューでどう受け答えをしたらいいか分かっているわね?と言って私に丸投げで、具体的な戦略などは立ててくれませんでした。ただ彼女の指示で集めた書類で審査は合格できました。どう対応するか戦略を立てるのが弁護士の仕事だと、オンタリオ州の大学院を卒業する案を提案してくれたビザコンサルタントに、マニラに自営カテゴリーで並行して申請してもらおうとお願いしたところ、私の通訳実績を見て、もっと文化的な仕事はしていないのかと言ってきました。通訳という仕事が文化的職業カテゴリーに入ると私は理解していたので、そのことを指摘したら連絡が途切れました。おそらくご存じなかったのでしょうね。

自営というカテゴリーでの申請者が少ないせいか、弁護士もコンサルタントも一人で完璧ではないのだなと思って途方に暮れていました。当時トロントで知り合いになった日本人の方にどこか良いところを知らないか聞いてみたところ、「ビザJPカナダ」の移民コンサルタントに大変お世話になったという女性がいることを教えてくれました。

早速連絡をしてスカイプで相談をした時に、学生ビザと永住権は矛盾するものなので、もし大学院を目指すなら、その前に永住権を申請してしまうと、学生ビザそのものが却下される可能性があるので、学生ビザを取得するまでは永住権の申請を待った方がいいとアドバイスをいただきました。それまでの二人に比べてとても経験豊富で信頼できる、是非お願いしたいと思いました。

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今後の永住者としてのカナダでの目標を教えてください。

昨年から学生ビザを所有していると、週に20時間迄仕事をしてもよいことになりました。ただ私の仕事はそういう定期的な仕事ではありません。トロントはカナダ最大の商業都市ではありますが、あまり私の仕事は需要がないことが分かってきました。時々トロントとモントリオールで働くことはありますが、カナダだけでは自立は難しそうです。やはりアメリカを目指すことになりそうですが、とりあえずもう1年カレッジに行ってビジネスの勉強を終了し、ディプロマを取得したいと思います。

永住権取得を目指している方へのメッセージをお願いします。

自営というカテゴリーの情報が少ないので、私の経験が少しでもお役に立てば幸いです。日本でもお勤めをしながら通訳を目指して勉強をしている方には、もしフリーで仕事を始めてもすぐに仕事が来ないかもしれないので、仕事がなくても3年間生活していけるだけの貯蓄をしてからフリーになることを勧めていました。永住権の申請にも同じことが言えると思います。日本で自立して自営の仕事をしていた経験が少なくとも5年あり(10年が理想)、3年間生活していけるだけの貯蓄があるならば、自営カテゴリーで永住権を取得できる確率はかなり高いと思います。その際には学生になるなどして、合法的に1年間カナダに滞在した上で、直接オタワに申請するのがいいと思います。いつになるか分からない日本からマニラへの申請はお勧めしません。

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