YVR空港利用者の入国審査に新システムが導入されます!
今週から、YVR空港を利用してカナダに入国する際の税関申告に、新たな方法が導入されます!
デジタル化による、新たな申請方法導入は国境でのセキュリティ強化が一番の狙いですが、入国管理の簡素化や、カナダで最も混雑すると言われているYVR空港での待ち時間短縮も期待されています。
実際の手順はこのようになるそうです。
アメリカを含むカナダ国外から入国する際の審査は、Primary Inspection Kioskという機械を使って、渡航に必要な文書のスキャンや顔写真の撮影を画面上で行うことで、入国審査を完結させることが可能です。
また、よりすべての工程をスムースに進めたい人にはCanBorderというスマートフォンアプリ(App Store, BlackBerry World, Google Playでダウンロード可能)で必要な内容の入力を事前に済ませ、先ほどのPrimary Inspection Kioskで一緒にスキャンするだけで関税申告が終わります。
今までは、カナダのパスポート保持者やPRカード保持者、またはアメリカ合衆国パスポート保持者であれば、Automated Border Clearance self-serve kioskを使って、税関審査を早く済ませることが可能でした。
一方で、今回の新システム導入により、ステータスに限らず、YVR空港を利用して入国するすべての渡航者がデジタル化された税関審査を利用できるようになることが、何よりも画期的です。
*いままでのAutomated Border Clearance Self-serve Kioskを使った申告も、当面は利用可能のようです。
長いフライト時間を終え、ようやくカナダにたどり着いたと喜んだのもつかの間、YVR空港での長い列で何十分も待つ羽目に…というのは誰もが経験したことがあることだと思います。導入されて間もなくは、人々が新しい方法に慣れるまでに少し時間がかかるかも知れませんが、そのうち本当にサクッと入国審査を済ませられるようになれば、到着日の予定も立てやすくなりますよね。
私も早速このアプリをダウンロードしようと思います!あ、まずは海外旅行の計画からですね!笑
