在バッファロー カナダ領事館閉鎖
5月25日(金)のCBC、その他のニュースの報道です。
カナダ政府はバッファローにあるカナダ領事館を完全閉鎖すると発表しました。
オフィスの改装費に1.5億カナダドル以上と10年間のリースにサインをしてから、まだたったの18ヵ月しか経っていません。
移民局からの正式な発表は今週中になる予定のようですが、これに伴って、75人ほどの雇用に影響が出るとのこと。
アメリカにあるカナダ外交機関の中で一番大きく、古いこの領事館の閉鎖は連邦政府の予算の削減のためですが、これによってビザ・永住権申請に大きく影響があると予想されています。
この在バッファローカナダ領事館を閉鎖する代わりに、これからはオンラインでのビザ申請、料金の支払いを奨励し、オンライン申請者に面接が必要な場合、面接はカナダ国内移民局で実施されることになります。
在バッファローカナダ領事館の業務のほとんどは、今後は在ニューヨークカナダ領事館で遂行されることになっています。
オンライン申請の推奨で、さらに質の高いサービスを提供しつつ経費の削減にもなるだろうと関係者も発言しています。
また、カナダ国内にいるビザ申請者にはオンライン申請は大変便利な申請方法となります。
バッファロー同様にカナダとの国境付近に位置する領事館としてデトロイトとシアトルがありますが、それらのすべてで、ビザの同日発給業務は廃止となりました。
デトロイトやシアトルの領事館が完全閉鎖になる予定は、今のところないとのこと。
アメリカ国内の他の5箇所の領事館(ビザ・永住権申請をもともと行っていない小規模な領事館)も閉鎖になります。
しかしその中でもバッファローは、アメリカ国内のカナダ領事館の中では一番古く、パスポート紛失手続きからビザ申請までのフルサービスを行なってきた領事館でした。
、、、以上がニュースの報道内容です。
報道中にありますように、移民局からの正式発表はまだ出ていません。(正式発表があり次第、人材カナダのサイトにもニュースとして掲載する予定です。)
先日の在東京カナダ大使館査証部の閉鎖に続いて、世界中のカナダ大使館・領事館でビザ・移民申請業務が閉鎖になっています。
そんな中、バッファローまで閉鎖とは、驚きました。
移民局の「すべての申請のオンライン化実現プロジェクト」は、結構本格的になってきたようです。
