カナダ政府は、世界クラスのイノベーション経済国家として成長していくために、カナダの会社を成功へと導く新しい起業家の永住権取得を歓迎するとし、これを受けて「スタートアップビザ」プログラムは、来年2018年3月31日をもって、現行のパイロット（試験的）プログラム的性質から、永続する移民カテゴリーの一つに位置付けされることが発表されました。

※「スタートアップビザ」プログラムは、カナダで会社を立ち上げた起業家用の移民カテゴリーの一つで、永住権申請の条件として、ビジネスプランに、カナダのベンチャーキャピタル資金やAngel Investor Groupなどの資本家から「資金拠出」を受けているか、もしくは、ビジネスインキュベーター(起業支援を行なう事業者)から承認を受けている必要があります。

カナダ政府は、従来、「スタートアップビザ」プログラムを通して永住をした起業家は、カナダ企業の発展だけでなく、経済にポジティブな結果をもたらし、中流階級の産業分野で雇用も生み出している、と当プログラムにとても良い評価を示しています。

「スタートアップビザ」の永続化により、投資の増加と、カナダ人も給与のよい仕事へ就職できることが期待されています。