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ファミリークラス 両親・祖父母の呼び寄せプログラムについて

今年から新しく“Interest to Sponsor” web formよりオンライン登録・抽選方式が導入され、大人気の「両親・祖父母の呼び寄せプログラム」。

今年は1月3日~2月2日の期間限定で、1万件を当選枠に募集がかけられました。カナダ政府は、今年総計で9万5千件の応募があったと報じています。先日、登録者全員に移民局からメールによる当選・落選結果の通知がなされました。

なぜ申請件数に上限が必要なのか?:1万件の申請 ≒ 約1万7千人分の審査!

Graph-Number of Applicants in the Parent and Grandparent Backlog by year

カナダ政府は国家の経済成長・社会・多様化において移民が担う役割の重要性を説き、2016年と同数の30万人を今年もNew Permanent Residentsとしてカナダに迎え入れる「2017 Immigration Levels Plan」を発表しました。

離ればなれの家族をカナダでまた一緒に暮らせるようにする事は、カナダ政府にとっても重要課題の一つであり、2017年、過去最多の8万4千人を「家族移民」枠、うち約2万人を「両親・祖父母の呼び寄せ移民プログラム」枠にあてる事を公表しています。

しかし、「両親・祖父母の呼び寄せ移民プログラム」では一件あたりの申請につき1名以上の申請者を含む場合がほとんどであり、従って、1万件の申請があるとするならば、約1万7千人の審査になるようです。莫大な量のBacklogをいかに消化していくか。「2017 Immigration levels plan」に従い、国家に発展をもたらす相当数の移民を受け入れつつ、迅速に審査を遂行していく為にも、カナダ政府は当プログラムにおける申請件数の上限設定は必要であるという見方を示しています。

※今回落選してしまったスポンサーは、来年も同様に「Interest to Sponsor」web formからオンライン登録が可能です。

※登録を完了していて5月8日になっても通知メールが届かない場合は、オンラインフォームにて移民局にお問い合わせ下さい。

 

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