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PRカード延長申請書類の審査の流れについての詳しい説明が発表

7月30日付で、移民局のオフィサー向けにPRカード延長申請書類の処理の流れについての詳しい指示が発表されていましたので、
概要をお伝えします。

PRカードの延長申請書類はNova ScotiaのSydneyにあるビザオフィスに提出するよう決められています。
申請者がその居住義務(5年のうち730日間カナダに住んでいること)を果たしていることが明らかな場合、
その申請書類はそのままSydneyのビザオフィスで審査され、5年間有効な新しいPRカードが発行さることとなります。

しかし、もしも審査の過程で申請者がカナダ国内ではなく、カナダ国外にいることが判明した場合、
その申請書類はカナダ国内のローカルビザオフィス(バンクーバー、カルガリー等、申請者の居住地域のビザオフィス)に転送され、
申請者が実際に新しいPRカードをそのビザオフィス窓口で受け取る、という手順がとられることになります。
(なお、申請者がカナダ国内にいる場合でも、ランダムでこの手順を取るよう指示される申請者もいます。)

申請者の居住義務の合否に関し、さらなる調査が必要だと判断された場合も、
申請書類はカナダ国内のローカルビザオフィスに転送され、
申請者には追加のQuestionnaireを記入、その他追加書類とともに提出するように求められます。
ローカルビザオフィスがそれで満足した場合、審査は通常に戻り、
Sydneyのビザオフィスは新しいPRカードを発行、申請者はローカルビザオフィスの窓口でそれを受け取ります。

しかし、ローカルビザオフィスのビザオフィサーが、申請者からのQuestionnaireおよび追加書類の提出の後、
それでも申請者の居住義務の合否に疑いがあると判断した場合、
かつその時点で申請者がカナダ国外にいる場合、
ローカルビザオフィスは申請者にトラベルドキュメントを申請するよう促します。
このトラベルドキュメントの申請はカナダ国外ビザオフィスになされます。

トラベルドキュメントの申請が認められ、トラベルドキュメントが発給された場合、
申請者はそのコピーをローカルビザオフィスに送ります。
ローカルビザオフィスではそれを受け審査を再開、Sydneyビザオフィスが新しいPRカードを発行、
申請者はローカルビザオフィスの窓口で新しいPRカードを受け取ることとなります。

もしも、申請者がトラベルドキュメントを取得せずにカナダに再入国した場合、
あるいは、ローカルビザオフィスがカナダ国外ビザオフィスの決定に異議がある場合、
ローカルビザオフィスから申請者はインタビュー出席のリクエストを受けることとなります。

カナダ国外ビザオフィスが申請者のトラベルドキュメント申請を却下した場合、
これはPRカード延長申請が却下になったことを意味し、
かつ申請者がPRステータスを失うことを意味します。

申請者には決定に告訴する権利があることがローカルビザオフィスより告知され、
指定された日程以内に告訴の手続きを取った場合、
申請者の訴訟過程へ出席を保証するため、1年間限定のPRカードが発行されます。

以上が概要になります。
詳しくは、専門の移民コンサルタントにお問い合わせになることをお勧めします。
 

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