AEO(Arranged Employment Opinion)が廃止になります
移民申請カテゴリーのひとつ、スキルドワーカーカテゴリーで、雇用先限定の就労ビザを持たずに「移民後のカナダでの雇用先が決まっていて、その職種がスキルドワーカー職種(スキルレベル0、AまたはB)であること」を証明するためには、現在、AEO(Arranged Employment Opinion)の提出が必要です。
2013年5月4日から、その証明にはAEOに変わってLMO(Labour Market Opinion)の提出が必要になります。
現在のLMOは、就労ビザを申請する際に、雇用主がHRSDC(Human Resources and Skills Development Canada)から「外国人を雇ってもいいですよ」という意味で取得する雇用許可証です。
LMOは、現在の雇用市場においてカナダ人や移民でその仕事ができる人がいない場合のみ発給されます。これは今後も変わりません。
今後雇用主は、このLMOを、就労ビザ申請用のほかに、永住権申請用としても使えることになります。
<移民局での対応>
2013年5月4日以降に移民局に到着するスキルドワーカーカテゴリー申請ににAEOが含まれている場合、申請は受理されず返却されます。
<HRSDCでの対応>
3月8日以前に申請したAEOは、LMO申請書を追加で提出すればLMOに差し替えてもらうことができます。3月8日以降は、AEO申請は受理されず返却されます。
<例外>
以下の場合はLMOの提出は不要です。
- 現在ワーキングホリデービザで就労しており、同じ雇用主から移民後にスキルドワーカー職種で働くオファーをもらっている場合
- 現在雇用主名とスキルドワーカー職種が明記された就労ビザで就労しており、同じ雇用主から同じ職種で働くオファーをもらっている場合
