各州ノミネーションプログラムの移民局での審査強化
2013年2月1日より、各州ノミネーションプログラム(Provincial Nominee Program)の審査が強化されることになりました。
従来各州ノミネーションプログラムでは、州政府でほとんどの審査が行われ、移民局では犯罪歴・健康状態・過去の不法滞在等についての審査のみが行われていました。しかし、この方法で永住権を取得した新移民が、カナダで経済的に自立できずに政府の保護を受けたり、自国に帰らざるを得ない状況になるケースが多発しており、その対策として、移民局でも経済的自立の可否の部分の審査をすることになったようです。
主な審査ポイントは
- 移民後の仕事の確保ができているかどうか
- カナダで仕事に就く英語力が充分にあるか
- 職歴
- 学歴
- 経済支援できる親戚の有無
など。
中でも移民後の仕事の確保は比重が高く、パートタイムやフリーランスの仕事では充分ではなく、フルタイムの仕事がしっかり確保できていることが重要です。
この審査の強化に伴う提出書類の変更はまだ発表になっていませんが、発表があり次第ニュースとして掲載する予定です。
