Staff Blogスタッフブログ

ローカルニュース:カナダ総選挙 10年ぶりに政権交代へ

弊社の移民コンサルタント 白石有紀から、昨日のカナダ総選挙の結果と今後の移民政策の予想について、Facebookにコメントが載っていますので、こちらでもご紹介します。

 

====================

 

昨日はカナダの総選挙でした。自由党(Liberals)が現首相のハーパー氏がいる保守党(Conservatives)を抑えて、単独過半数を確保し、約10年ぶりに政権が交代することになりました。

この政権交代が、移民政策にどのように影響するのでしょうか?

 

自由党(Liberals)が掲げている移民政策は、

→ ハーパー政権で2008年に導入した、Bill C-50という移民大臣に受け入れ枠数や申請の却下や申請受付順位を決める権限を与える法律を、撤回する

 

→ $400 millionの予算をを移民プログラムの効率向上のために準備する。 $200 millionは語学習得プログラムに、残りの$200 millionはインターンシップや指導プログラム、仕事斡旋プログラムに予算を充てる

 

→ 就労ビザ保持者、学生ビザ保持者、ケアギバー就労者の永住権審査プロセスを早める

 

→ カナダ人や永住者のスポンサーがいる方向け、”Welcome Canada Pass” という、5年間有効で更新可能なマルチエントリービザを導入する

 

→ Family Class(家族移民)の申請受付件数枠を2倍にし、審査期間を短縮する

 

などです。

政権交代に関する私の個人的な意見は色々ありますが、今後また法律やルールの変更が頻繁にありそうですね。今後も新しいニュースは皆様にもどんどん発信していきます!

 photo

カナダのビザに関する無料相談はこちら