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永住権:ファミリークラス 改定

2016年12月15日付で、ファミリークラスが以下の通り改定になりました。

 

審査期間の短縮

 

配偶者やパートナーをスポンサーするファミリークラスの申請者数は決められた発給数を超えており、これが審査の遅れを引き起こしていました。2015年だけでも、70,000件近くのファミリークラスの申請がありましたが、この年の配偶者/パートナー用ファミリークラスの永住権発給予定数は48,000件であり、これが申請者の待ち時間が長くなり、審査期間が延びる要因となっています。

 

配偶者用のファミリークラス永住権申請は国外、また国内からでも申請が可能で、2016年の初めには、国内申請の平均審査期間は26ヶ月、国外申請の平均審査期間は18ヶ月でした。これに対しカナダ政府は、配偶者のスポンサー申請の審査期間向上のため、ここ数年段階的な処置をとり、審査期間の短縮を約束しています。

 

  1. 配偶者、パートナー、扶養の子供の積極的な受け入れ
    2016年、カナダ政府は、ファミリークラスの受入れ枠を増加した。これにより、配偶者、パートナー、扶養の子供の永住権発給予定数は、2015年から12000件増加し60000件としました。2017年には、発給予定目標数が、64000件に増やされます。 

    発給予定目標数の増加により、より多くの申請が承認されることになり、これが審査期間の遅延と審査期間の短縮につながります。

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  3. 審査期間の遅れと審査期間短縮に対する資金の増額
    2016年国家予算で、カナダ政府は$25ミリオンドルを移民局に充て、審査期間の遅れと審査期間の大幅な改善に焦点を当てています。
    大臣の指示により、移民局はこの夏審査期間の遅れを改善するため尽力し、ひと月の審査数を2倍に増やしたことで、6月までに審査の遅れが26%以上改善されました。
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  5. 申請手続きの向上
    移民局は申請手続きを使いやすく、分かりやすくすることで申請手続きの向上を図っています。2016年12月15日には、新しい申請書が発表され、旧申請書から変更されました。2016年12月15日以降、新しい申請書で申請する場合には、リストにある全ての書類を申請時に提出する必要があり、不足の書類がある場合には、申請書は返送されます。これにより、審査がより効率的で迅速になります。 
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  7. 審査期間短縮の公約:既存および新しい申請の審査期間を12か月とする
    移民局は現時点で受領している申請書の約80%を12か月以内、来年12月まで、に審査する予定です。また、新しく受領する約80%の申請書も受領日から12か月以内に審査をするとしています。これは、ファミリークラス及び配偶者、コモンローの国内申請、国外申請どちらにも適応されます。 

    約20%の申請書は審査に12か月以上かかることになりますが、審査期間の遅延は、追加情報のリクエストに対する返信遅延や、犯罪証明、健康診断結果、また複雑な申請など様々な要因が考えられます。

     

    この新しい12か月の審査期間の公約は、現在審査待ちの申請書の審査期間が更に12か月延びるという意味ではなく、現在審査待ちの申請書については、これまでどおり、受付順に審査が進められます。

 

国内申請中の就労ビザパイロットプロジェクトの延長

 

カナダ政府にとって、家族が一緒に過ごせるように尽力することは、最優先の移民課題です。ファミリークラス審査期間の短縮に加え、配偶者及びパートナーが審査期間中に働けるよう、Open Work Permitの短期発給措置を2017年12月21日までに延期することになりました。

 

Open Work Permitの申請は、ファミリークラスで国内申請していること、また、カナダでビジター、学生、就労などの短期滞在のステータスを保持しており、スポンサーと同じ住所に住んでいることが条件となります。

 

もし、既に永住権申請書を提出していて、まだスポンサー審査の合格を受け取っていない場合、またはOpen Work Permitを申請していない場合は、就労ビザ申請書を作成し、完成した申請書、申請料の支払いを行い、移民局へ申請書を送付してください。

 

すでにスポンサー審査の合格レターを受け取っている場合(移民局から永住権の条件は満たしており、健康診断や家族や申請者自身のバックグラウンドチェックを待っているというレターを受け取っている場合)は、オンラインでOpen Work Permitの申請ができます。

 

もし、既に既存のパイロットプロジェクトでOpen Work Permitが発給されている場合は、就労ビザの期限内にビザの延長申請ができます。

 

プログラムの正当性と虚偽申請の管理について

 

プログラムの正当性の管理は、新移民の受け入れとのバランスと共に移民局の目下の課題です。全ての申請書は、引き続き無犯罪証明と健康診断が必要になります。

 

移民局は結婚の虚偽申請を厳しく受け止めており、これを発見し停止する仕組みが適応されています。移民局は結婚の虚偽申請をビザ申請の段階で発見することに焦点を置いており、審査官の経験と専門的技術により結婚の虚偽申請の可能性を看破することに信頼を置いています。もし、結婚が偽装であると判断された場合は、申請は却下されます。

 

また、永住権取得後にも、結婚が偽装である十分な証拠が見つかった場合は、移民局とカナダ国境サービス庁(Canada Border Service Agency)による監査が行われ、申請者は永住権を失い、またスポンサーが永住権保持者の場合、虚偽申請に協力したことが分かれば、スポンサーも永住権を失うことがあります。

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